創立50周年記念サイト 担子菌培養のパイオニア

 

「自然の力を人びとの生活に役立てたい」

 その想いで創業から50年、
 私たちの歩んできた道があります。


1969(昭和44)年8月、
当社、野田食菌工業株式会社は誕生しました。
 
先代の創業者、飯塚千代吉は、当時製造していた小型冷凍機をもとに、 キノコの周年栽培装置の開発を手掛けていましたが、停電がもたらした偶然をきっかけに、自然から生まれた世界で初めての物質、シイタケ菌糸体培養培地抽出物(略称:LEM)を発見、生涯をかけて、LEMひと筋に研究を続けてまいりました。

おかげさまで、LEMは健康ドリンク剤として、発売以来多くのお客様にご愛飲いただき、当社は新元号、令和元年に50周年を迎えることができました。
これもひとえに、ご愛飲者様、お取引先の皆様、研究にご協力いただいた先生をはじめ、多くの方々に支えていただいた賜物です。千代吉かたあとを引き継いだ2代目社長として、この50年間でお世話になった皆様に厚く御礼申し上げます。
創業者、千代吉が残したものづくりへの情熱、けっして妥協を許さない技術開発に対する向上心、なによりも、まだ世の中にないものを創造し、人々の役に立ちたいという社会貢献の精神は、私たちの中に脈々と生き続けています。
LEMから幅広く、多くのお客様の役に立つ健康ドリンク、その製造過程から生まれた、世界に類を見ない自然物由来の農薬、さらにはMAK、LEFといった、新しい物質を生み出すことができたのも、医薬品レベルの研究開発を、品質第一主義で地道に継続してきたからにほかなりません。
シイタケ、霊芝といったキノコ類を培養する、当社の独自技術の可能性は、今後バイオテクノロジーの進展にともない、ますます広がってくるでしょう。次の50年に向けて、さらの当社は、この技術を磨き、人々のお役に立つ商品をお届けしてまいります。
 どうぞこれからも変わらぬご愛顧を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
 

令和元年8月           
野田食菌工業株式会社     
代表取締役  飯塚 博